お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

人身受け難し ( It Is Hard to Be Born Man ) 

 お釈迦さまはこのように言っておられます。「人身受け難し、今すでに受く。仏法聞き難し、今すでに聞く。この身今生に向かって度せずんば、さらにいずれの生に向かって、この身を度せん」                                   

 人間に生まれることも、また仏法を聞くことも難しいことの譬えに“「盲亀浮木」の譬え”が『涅槃経』にあります。その内容は、このようです。「大海中に棲(す)み、百年に一度だけ水面に浮かび上がる目の見えない亀が、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするが容易に入ることができないという寓話による」(『三省堂 新明解四字熟語辞典』より) 

 「この譬えから知らされることは、人間に生まれることも、仏教を聞くことも難中の難だということです。( What I am known by this allegory is that being born man and

hearing Buddhism are uber-difficult matters. )」                  

 「人身受け難し」、「仏法聞き難し」と言われたお釈迦さまの言葉には、これほどの難しさが包含されていたのです。生まれ難い人間に生まれたこと、聞き難い仏法に出遭えたことに、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。                        

 ところで、人間に生まれることの難しさは、科学的にも証明されています。以前、このブログで取り上げました「人間に生まれる確率」の中で書いたものですが、「超天文学的な確率から一人の人間が生まれてくる」ということでした。                

   よければ、下記リンクを参照して下さい。                   

     https://miko415.hatenablog.com/archive/2018/06/21