お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

In Being Led by Light(光に導かれて)

 真っ暗闇の長いトンネルの中で右往左往している者にとっては、何よりも求められるのは灯火(ともしび)です。灯火は長時間の暗闇であっても一瞬にして破り、自分の居場所を明らかにしてくれます。この暗闇こそ、人間の煩悩から生まれ出た迷いの世界です。そしてこの灯火こそ、阿弥陀如来智慧のはたらきです。                  
            (略)                          
 「われにまかせよ、必ず救う」というよび声(お念仏)のはたらきが、わたくしのいのちを正しい方向に導いてくれるのです。親鸞聖人は苦悩の多いご生涯を、阿弥陀如来の本願(誓願)を依りどころとして生き抜かれました。迷いの大海を、大きな船に乗せて間違いなく安心して真実の世界に渡してくれるのです。                    
 浄土真宗には妙好人といわれる信者像があります。   (略)           
 その中の一人に因幡の国(現在の鳥取県)に源左さん(1842〜1930)という妙好人がおられます。この源左さんに「困ったことがあれば親さんに相談しなさい。いつ相談しても親さんは間違いがないからなあ」ということばが伝えられています。親さんとは無明の闇を破り、わたくしを護りぬいてくださる阿弥陀如来のことなのです。            
 【 『「拝読 浄土真宗のみ教え」の味わい』 藤井邦麿 本願寺出版社 】      
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 煩悩に覆われた暗闇の迷いの世界にいる私たちを、阿弥陀如来は「私にまかせなさい、必ず救う」と誓われています。そして智慧の灯火をもって導いて下さっているのです。   


 源左さんの言葉、是非実践しようと思います。                   
「困ったことがあれば親さんに相談しなさい。いつ相談しても親さんは間違いがないからなあ。( If you are in difficulty, consult Amida Buddha. The Buddha is always right
whenever you consult the Buddha. )」