お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

世の中は「今」しかない(The World Exists Only ”Now”)

 蓮如上人は「アミダ如来の御袖にひしとすがりまいらせて」と言われました。現代に生きる私たちは何にすがって生きているのでしょうか。財産を第一としその生き方は快楽を求めているにすぎないのではないか。「東井義雄」という方の言葉に「明日がある、あさってがあると、思っている間はなんにもありはしない、かんじんの今さえないんだから」と言われました。人生の最後を迎えるとき「私の人生これでよかった、間違いなかった」と思えるときは、物やお金でなく毎日の生活の中で仏様の言葉に出あい、自分自身を知らされ続けていく「今」という時を頂くことが大切ではないでしょうか。(白山市 真宗大谷派西念寺前住職 庄田 影)

     【  明日をひらく 『 一期一話  』  北國新聞社  】

 

 「世の中は 今よりほかは無かりけり 昨日はすぎつ 明日は知られず」という歌があります。全くその通りです。

 阿弥陀仏は、このようなはかない世だからこそ、ただ今助けると尽力されているのです。阿弥陀仏の本願を疑いなく聞いて、救われるのは「今」なのです。留意しましょう。