お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

人は去っても面影は去らない(Even If a Person Leaves, the One’s Image Doesn’t Leave)

 花びらは散っても、花は散らない。人は去っても、面影は去らない(金子大榮)。短い歌だが、この言葉の深い意味に心うたれる

 きれいな花の美しさは絶対に消えたりはしない。人も寿命がくれば死んでしまう身ではあるが、お念仏の生活の中で、人生を精いっぱい生きた、そのあかしとしての面影は消えずに、いつまでも私たちの心に残る。 (南砺市 真宗大谷派随順寺住職 黒川紘紀)

      【 明日をひらく 『 一期一話  』  北國新聞社  】

 

 花びらは散っても、花びらの美しさは心に残るように、人は死んでも、その人の面影は心に残ります。私自身に当てはめてみましても、身内を初め多くの縁のある人たちを亡くしてきました。でも、その人たちの面影は消えることはありません。俱会一処と言われますように、今生で仏法を聞き開き、浄土で会える身になっていたいですね