日々の行いが自分をつくる(Daily Acts Make Oneself )
卯毛・羊毛のさきにいるちりばかりもつくる罪の、宿業にあらずといふことなしとしるべし (歎異抄)
私たちが発する些細な言葉や、ちょっとした振る舞いにもそれまでの生き方が表れています。初対面の人との会話の中にも、その人の普段の考えや経験を垣間見ることができるでしょう
親鸞は、「よきこころのおこるも、宿善のもよほすゆえなり」に続いて、「うさぎや羊の毛の先についているちりほどの小さな罪でも、前世、過去の行いによらないものはない」といいます。
どんなに小さなことでも、日々の行いや考えは積み重なって自分自身をつくっていきます。年を重ねたとき、どんな自分になっているかは、現在の自分にかかっているのです。
【 『 繰り返し読みたい 親鸞 』 監修;釈 徹宗 リベラル社 】
どんなに小さな良い行いでも善因善果になりますし、また、どんなに小さな悪い行いでも悪因悪果になります。日々の善行・悪行が将来の自分をつくっていくことになります。できるだけ善い行いを積み重ねたいものです。( I will do my best to pile up good acts )