お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

教えと一緒なら寂しくない(He Is not Lonely If with the Buddhist Teachings)

 金森の善従に、ある人が、「近頃は寂しくお暮しでしょう」と話しかけると、善従は「私は八十になるが、この歳まで、寂しいと思ったことは一度もなかった。なぜかと言えば、私は幸運にも、阿弥陀如来の明るい眼にめぐりあい、毎日、親鸞さまの和讃やお念仏の書物を拝見することがとても楽しく、尊く感じられ、心豊かになるので、寂しいなどということはないのです」と言われた。

   【 現代語訳 『 蓮如上人御一代記聞書 』 高松信英  法蔵館 】

 

 教えと一緒なら寂しくない、と言われる金森の善従さんほど幸運な人はないでしょう。阿弥陀如来に疑いなく救われると、誰もが、そのような心境になるのですね