蓮如さまは教えられた。「家を建てる時、雨漏りしなければそれでよいではないか。分不相応な贅沢は避けるがよい。着るものでも、高価なものを身につけようとするのは浅ましいことである。姿かたちにとらわれず、見えない心の世界を大事にし、教えに耳を傾けるがよい」と。
【 現代語訳 『蓮如上人御一代記聞書』 高松信英 法蔵館 】
姿かたちにとらわれず、見えない世界を大事にすること、特に教えに耳を傾けることが大切だと教示されています。とても大事なことです。
また蓮如上人は、質素な生活を十分に堪能されていたのですね。