Blessings Given by Amida Buddha(阿弥陀様からのお恵み)
●御一代記聞書(二九七)
蓮如上人はご門徒からの贈物を衣の下で手をあわせて拝まれるのでした。また、すべてを仏のお恵みと受けとめておられたので、ご自身の着物までも、足に触れるようなことがあると、うやうやしくおしいただかれるのでした。「ご門徒からの贈物は、とりもなおさず親鸞聖人から恵まれたものである」と仰せになりました。
●御一代記聞書(三一三)
蓮如上人がご存命のころ、蓮悟さまが堺で模様入りの麻布を買い求めたところ、上人は、「そのようなものはわたしのところにもあるのに、無駄な買物をしたものだ」と仰せになりました。蓮悟さまが、「これはわたしのお金で買い求めたものです」とお答え申しあげると、上人は、「そのお金は自分のものか。何もかも仏のものである。阿弥陀如来・親鸞聖人のお恵みでないものは、何一つとしてないのである」と仰せになりました。
【 蓮如上人御一代記聞書(現代語版) 本願寺出版 】
蓮如上人は、すべての物は阿弥陀様からの授かり物であると教えておられます。そんな上人ですから、ご自分の着物までも足に触れるようなことがあると、うやうやしくおしいただかれたとは、阿弥陀仏にどれほど深いご恩を感じておられたことでしょう。また、実子の蓮悟さまに対しても、阿弥陀仏から賜ったものだからと、お金の無駄づかいをしないよう戒めておられます。
蓮如上人の言動を少しでも見習わなければ….という気持ちが湧いてきます。
My impressions:
Shin Buddhism teaches that all things are blessings given by Amida Buddha.
Saint Rennyo is said to have reverently held up his clothes above his head if his
foot touched them at all. This reveals how grateful he was for Amida Buddha! He
also admonished his son Rengo not to waste money because it was given by the
Buddha. I do want to follow his examples.