お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Causes of Death(死の縁)

この一週間に、立て続けに二羽のカラスの死骸に遭遇しました。カラスの死骸を見ることなど、年に一回もあるかどうかなのにと、この頻度の高い出会いに少し驚いています。また前回ここで、元気なカラスの様子を話題にしただけに、寒風にさらされながら、道端…

Crows(カラス)

こちらに移り住んでから、この時期に限って、極めて珍しい光景に毎日出会っています。その光景とは、カラスの一種の行動パターンとでも言うべきものでしょうか。晩秋から冬の間、毎日約三カ月に亘って続いている行動です。夜が白々明けるころ、カアー、カア…

The Story of a Certain Wondrously Excellent Person(ある妙好人の話)①

極楽からの使者 これは昔のこと、丹後の国普光寺に、深く深く浄土を願う上人がおりました。上人はかねて、世間一般の取り行う年の初めの祝いごとを、自分もしてみたいと思っていました。そこで大晦日の夜、ただ一人の小僧に手紙をしたため、夜があけたら、こ…

The Poem by Fumiko Hayashi(林芙美子の詩)

彼女の人生苦の中から、お釈迦さまに救いを求めた一篇の詩が『放浪記』の中に出てくるので紹介したい。 お釈迦様 5月×日 私はお釈迦様に恋をしました 仄(ほの)かに冷たい唇に接吻(くちづけ)すれば おおもったいない程の 痺(しび)れ心になりまする ピ…

My Contributions to the Newspapers(新聞投稿文)

先日、物の整理をしていたところ、私が以前、気の向いた時々に新聞に投稿して、たまたま採用された時の新聞が出てきました。その新聞紙は古びて黄色く変色したり、まだあったはずのものが無くなったりしていました。せっかく採用された文を反故にするのも忍…

Ryokan as a Wondrously Excellent Person(妙好人としての良寛)

良寛さんは念仏者でもあった。「草の庵にねてもさめても申す事 南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」「良寛に辞世あるかと人問はば 南無阿弥陀仏というと答へよ」。 私が良寛さんを妙好人として挙げたのは、地位、名誉、財、権力に近づかず、慈悲と法楽に生きた、古来…