お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

The Words Originating from Buddhism(仏教由来の言葉)

日本語にはその語源を仏教に持つ言葉が多くあるといわれます。たとえば、『さすらいの仏教語』(玄侑宗久著)によりますと、「どっこいしょ」という言葉は人が立ち上がる時によく使われますが、語源は「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」で、これがなまっ…

A Mystery(不思議なこと)

称名念仏は阿弥陀如来の行であると教えられています。即ち念仏を称えることは人間の行ではないのですから、私が自発的に自分の力で称名することは絶対にできないわけです。 ところが、「南無阿弥陀仏」と念仏が無意識のうちにでも口をついて出てくるとは、な…

Hydrangeas(あじさい)

梅雨の季節。公園で雨に濡れながら咲くあじさいが美しい。この花があるからこそ、単調な風景も一気に華やいで見えます。 ある人の歌が目に留まりました。 しみじみと父母しのぶ六月はあじさいが雨を美しくする この歌にハッとしました。雨があじさいを美しく…

Halo (日暈・ハロー)

梅雨に入り、曇天が続くようになりました。まだ一か月以上、この梅雨空とつきあわねばならないのかと思うと、かえって対照的に先月のあの美しかった五月晴れの日のことを思い出します。 あの日、ふと青空を見上げたとき、太陽の周りに虹の輪ができていました…

The Name of ‘Shinran’(「親鸞」という名前)

親鸞聖人のお名前「鸞」について、その物語を牧野光博氏(岐阜・大性寺僧侶)が以前聞いた話として氏自身の法話の中で語っています。 「鸞」は中国の伝説の鳥で、羽は五色の光を放ち、輝くように美しい。また声は五音の音色を奏で、すべてをうっとり魅了して…