お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

俱会一処(くえいっしょ)

俱会一処; 阿弥陀仏の浄土に往生して、浄土の懐かしい人々と共に一処に会同すること。( Those who carefully listen to the teaching want to attain enlightenment and be reborn in the Pure Land, and then they see good old people again in the Pure …

念仏の人生 ( The Life in the Nembutsu )

親鸞聖人は『愚禿鈔』に「本願を信受するは前念命終なり。即得往生は後念即生なり」と。力強いおよろこびが示されています。本願の名号を信受するとは、仏のお呼び声の届けられた今、温かい胸の中に抱きこまれ、摂取のみ手にかかえられ、「前念命終」迷いの…

世の中は「今」しかない(The World Exists Only ”Now”)

蓮如上人は「アミダ如来の御袖にひしとすがりまいらせて」と言われました。現代に生きる私たちは何にすがって生きているのでしょうか。財産を第一としその生き方は快楽を求めているにすぎないのではないか。「東井義雄」という方の言葉に「明日がある、あさ…

浄土への縁を与えて下さる仏 (The Buddha Who Gives Us the Chance to the Pure Land) 

無宗教の人は、人間が死んだら何も残らない無と考える。信心の人は、人間界が終わると同時に「おらが」という主体は仏の世界に生まれると頂く。その仏は常に行動する仏である。その代表的な活動を還相回向という。「煩悩の林に遊んで神通を現じて、生死の園…

夢の世 ( The World in Dreams ) 

古歌に「夢の世に 夢見て暮らす夢人が 夢物語するも夢かな」という歌があります。この世は、すべて夢であると如実に歌われています。この世を夢で終わらせないためには、仏教を聞くことが求められています。仏教では、せっかく生まれ難い人間に生まれても、…