お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

To Grasp and Never Abandon(摂取不捨)(1)

親鸞聖人は…… 「摂取不捨(摂取してすてたまわず)」の語に、阿弥陀仏だけの特別な意義をご覧になり、国宝本『浄土和讃』には、この語の意味を、聖人ご自身による註記(左訓)として記しておられます。 それによれば、「ものの逃ぐるを追はへるとなり」(『…

Walls( 壁 )

時間・空間を超えた阿弥陀如来の光明は、どこからどこまで照らすという辺際がないために「無辺光」と呼ばれます。壁を作らず、境界線を引かず、一切を遍(あまね)く照らしてくれます。光明に照らされるとは、決して捨てないという阿弥陀如来の大慈悲のうち…

Invisible Power(目に見えぬ力)

次の文は、某紙読者欄に掲載された、ある男性(96歳)の投稿文です。 「………………. (余命)2,3年だと言われた私だが、肺と心臓に病を抱えながらも96歳の誕生日を迎えた。…………….. 生きている者は必ず死ぬ。これを決定するのは、目に見えぬ無限大の力の働きだと…

A Reassuring Passage(力強い一節)

「私は、ブッダの教えを心から信じており、もしそれを知ることがなければ、今日の自分も家族の安泰もなかったし、将来もないと確信しています。ブッダの教えが恐ろしいくらい真実であることを知り、大乗仏教の教えによって生かしてもらっているという心境に…

The Innocence of Flowers(花の無心さ)

草むらに咲く赤や青い花も、家々の庭に咲く黄色や白い花も、いろいろの表情を見せ、どの花も甲乙つけがたい美しさがあります。花の美しさの秘密は、ただ無心に咲くこと、つまり無心さにあると言われます。他の花に気をかけることもなく、また、他の花に惑わ…