お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

The existence of Pure Land(浄土の存在)

「蟪蛄(けいこ)春秋を知らず( Cicadas do not know spring and autumn.)。」という言葉があります。蟪蛄は夏蝉(なつぜみ)のことです。蝉は夏に生まれて約一週間でその命を終えるといわれます。春や秋のあることを知りませんし、夏に生まれてもその季節が…

The Object(お目当て)

親鸞聖人は青年時代からご自身を厳しく問われました。そして、阿弥陀如来の光に照らし出された自己を「凡夫」であると自覚する立場をとられました。 わが身は無明(まよい)、煩悩(欲)が「みちみち」て成り立っており、怒り、腹立ち、嫉(そね)み、妬(ね…

Impossible(不可能)

rさんのブログ “仏教コラム『他力信心の世界』”を拝読していて、次の文(2018/11/14)に感銘を受けました。「…… いくら私が『疑蓋(本願疑惑心)を取り戻したい』と思ったとしてもそれは不可能なのである。つまり獲信者が未信に戻ることはできない、というこ…

Gender (性別)

英訳親鸞聖人著作集の中の一冊、『SHINRAN (Vol.Ⅱ)』には,このように書かれています。 It may be noted that in general the Chinese and Japanese languages do not employ gender-specific references, …………………………………………………………. Gender-specific reference…

In Being Led by Light(光に導かれて)

真っ暗闇の長いトンネルの中で右往左往している者にとっては、何よりも求められるのは灯火(ともしび)です。灯火は長時間の暗闇であっても一瞬にして破り、自分の居場所を明らかにしてくれます。この暗闇こそ、人間の煩悩から生まれ出た迷いの世界です。そ…

To Live One and the Same Life(同じ一つの命を生きる)

以下①〜③の意味を調べてみました。 ①仏性(ぶっしょう)(『広辞苑』) [仏] 一切衆生が本来持っている仏としての本性。涅槃経「一切衆生悉有仏性」。 ②仏種性(ぶっしゅしょう) 一切衆生が本来的に持っている仏性のこと。(『大無量寿経』上) ③衆生 一切…

Dharma Words Calendar(法語カレンダー)<1月〜6月>(1)

(表紙)煩悩を断ぜずして涅槃を得るなり Without severing blind passions, they realize nirvana itself. (1月)如来誓願の薬はよく智慧の毒を滅するなり The medicine of the Tathagata’s Vow destroys the poison of our wisdom and foolish- ness. (2…