お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ウグイスのさえずり ( The Snog of a Bush Warbler ) 

先日(25日)の早朝、いつもの公園へウォーキングに出かけた時のことです。その日は快晴、思いがけず一羽のウグイスのさえずりに迎えられたのでした。 ウグイスといえば、3月頃から鳴き始めますが、毎日その声を聞くわけでもなく、また、もっと聞いていたい…

長生きはいいこと? ( Is Longevity Good? ) 

いたずらに百歳いけらんは、 うらむべき日月(にちげつ)なり(道元) 長生きすることはよいことだと思われています。平均寿命はどんどん延び、いまや人生百年時代ともいわれています。 しかし待ってください 。 長生きは本当にいいことなのでしょうか。もし…

「かならず かならず」( “Sure Enough!” ) 

山口県下関市の六連島(むつれじま)に、お念仏を大変喜ばれたお軽(かる)さん(一八〇一 ~ 一八五六)という妙好人がおられました。 (略) お聴聞を始められた当初は、厚く高い壁に何度もブチ当たり、かえって苦悩が深まったこともありました。しかし、…

因果の法則 ( The Laws of Cause and Effect ) 

ものごとにはすべて原因があり、そこに縁が働いて結果が生じるという因縁と縁起はブッダの理論の本質を示すものです。 それは、よくモミと米の関係にたとえられます。モミは、そのままでは米になりません。苗床に植え、田んぼに移し、雑草や害虫、暴風雨にダ…

ありのままの姿 ( The Actual State of Things ) 

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷(すず)しかりけり (道元) ごく当たり前のこと、あるがままのことが素晴らしい。道元の歌は、そんなことを私たちに気づかせてくれます。しかしながら、この当たり前のことがなかなかできないのが私たちです。 春…

恐ろしい言葉 ( The Fearful Words )

「人が生まれたときには、実に口の中に斧が生じている」 スッタニパータ(「経集」) この言葉の後には「愚者は悪口を言って、その斧によって自分を切り裂くのである」と続きます。生まれながらにわが身を殺してしまう斧が口に生えているとは、実に恐ろしい…

笑う山 ( Laughing Mountains ) 

「楽しや五月草木は萌え……. 」と歌にあるように、今は春らん漫、山々の木々の葉が柔らかな黄緑色に萌え、とても新鮮です。私の居住地では、もう山桜は咲いていませんが、白や黄色の花満開の木々が目を楽しませてくれます。でも、そこに山桜があればどんなに…

ブーメランのように ( Like a Boomerang ) 

剣をとる者はみな、剣で滅びる。 マタイによる福音書(新約聖書) 暴力で事を解決しようとする者は、いずれ暴力でなぎ倒される。暴力は何も生まない。同じように、金で身を立てる者は金で身を滅ぼす。まるでブーメランのように。が、そうした宿痾から言葉の…

無心にして ( Innocently ) 

江戸時代の禅僧、良寛にこのような詠があります。 「花は無心にして蝶を招き、蝶は無心にして花を尋ねる。 花開くとき蝶来たり、蝶来たるとき花開く」 花も蝶も、ただ、今なすべきことに集中しています。 妄念を離れて打ち込むその姿に心を打たれます( I am …

弥陀の誓願まことだから (Because Amida’s Vow Is True ) 

「阿弥陀仏の本願が真実であるなら、それを説き示してくださった釈尊の教えがいつわりであるはずがありません。釈尊の教えが真実であるなら、その本願念仏のこころをあらわされた善導大師の解釈にいつわりのあるはずがありません。善導大師の解釈が真実であ…