私たちは、教えを聞く時、いつもまわりの仲間たちが自分をどう思うか、ということばかり気遣うけれども、阿弥陀如来の眼が自分をどう捉えているかということには、無頓着である。道を求める者は、阿弥陀如来の眼の前に自分を置かなければならないと、書かれています。
今ここで、阿弥陀如来の眼が自分をどう捉えているかということには無頓着であったり、道を求める者は、阿弥陀如来の眼の前に自分を置かなければならない。と書かれています。この部分が最も大事な捉えどころです。阿弥陀さまの方を向くことですね。
現代語訳 『 蓮如上人御一代記聞書 』 高松信英 法蔵館