2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
一日の空過(くうか)はやがて 一生の空過になる (金子大榮) 時間は、人々に平等に与えられています。その時をどのように有効に使うかは、その人によるでしょう。 子供の頃は、時はとても長く、その流れは遅く感じました。早く大人になりたいと思っていま…
[ 娑婆 ] 梵語サハー( saha )の音写。忍・堪忍(かんにん)などと漢訳する。釈尊が教化するこの世界のこと。この土の衆生は、内にはもろもろの苦悩を忍んで受け、外には寒・暑・風・雨・などの苦悩を忍んで受け、これらを耐え忍ばねばならないから、忍土・忍…
やり直しのきかない人生だが 見直すことはできる (金子大榮) 人間だけは、過去・現在・未来の三世を通して生きています。過去の出来事を愚痴ったり後悔して生きているのです。また、未来の生き方に不安や恐怖を感じるのが人間です。確かなことは、そういう…
無常だからこそ 今日一日がありがたい ( 伊奈教雄 ) お釈迦さまは、無常を説かれました。この世のすべて、常なるものは何もない。人間も生まれた以上は必ず死ぬのです。生きていれば年をとります。どんなに元気であっても病気になることがあります。生・老…
つい先日は雨が降り、風も吹いていました。満開だった桜の花びらが所によっては一斉に散り始めています。その花の命は一週間ほど、と短命です。 特に、この時期、新型コロナに見舞われている最中であり、新聞の報道によれば現在、国内での死者は9200人余、ま…