2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧
明治四十年、小学一年生に入学当時、担任の先生から教えられた雀の童謡に、 雀、雀、今日もまた くらい道をただ一人 林の奥の竹やぶの さみしいところへ帰るのか いいえ、いいえ、あそこには 父様、母様まっている たのしいお内(うち)がありまする さよう…
※「この信心起こりぬるうえは、口業には、たといときどき念仏すとも常念仏の衆生にてあるべきなり。三縁のなかに、『口につねに、身につねに』(定善義)と釈する、このこころなり。仏の三業の功徳を信ずるゆえに、衆生の三業、如来の仏智と一体にして、仏の…
本願力にあいぬれば 空しく過ぐる人ぞなき(東井義雄) 部屋に掛かっている月めくりのカレンダーも、今はもう12月も半ばを過ぎて、その有効期限も残すところ10日余りになってしまいました。月日が猛スピードで過ぎ去っていく感じがします。今月のカレン…
“ No one is born hating another person because of the color of his skin, or his background , or his religion. People must learn to hate, and if they can learn to hate, they can learn to love, for love comes more naturally to the human hear…
ゆえに第十八願成就の文(もん)には「アラユル衆生、ソノ名号ヲ聞イテ信心歓喜ス」とも示されてあります。名号のいわれの聞こえた時、疑心の闇は晴れて、信心の月はあらわれるのであります。(途中省略) その故に本鈔には ※「仏は正覚成りたまえるかいまだ…
「仏の正覚」と「衆生の往生」とは同時成就であります。 すなわちわれらの往生(おたすけ)は、仏の方より正覚と同時に成就せられてあります。(途中省略) 従って真宗の安心をとる要点は、この成就せられた法が機にあらわれるほかはありません。われわれは…
「タノベバタスカル」六字の法は、正覚の一念に成就したのであって、現在の生においてタノム一念の機が成就せずしてはお助けにはあずからないのであります。ただタノム心もわれとおこるものではありません。たのませてたすける如来の大悲が、機の上にあらわ…