お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Free Salvation(自在の救い)

念仏申し浄土へと先だっていかれた方々は、この世界にかえり来て、私たちを念仏の教えに導いていてくださっている。 親鸞聖人は仰せになる。 安楽浄土にいたるひと 五濁悪世にかえりては 釈迦牟尼仏のごとくにて 利益衆生はきわもなし 浄土で仏となった方は…

Questions(質問)

前に当ブログでも取り上げたことのある(天台宗阿闍梨)の酒井雄哉(さかいゆうさい)氏は自著の『続・一日一生』の中で「死後の世界、地獄や極楽は存在するのか」について、このように書かれています。 「死んだらどうなるんだろう。ぼくはやっぱり命の動き…

Life Going for Pure Land(浄土への人生)

阿弥陀如来は、煩悩によってさとりに至ることのできない凡夫を哀れみ、あらゆる功徳を南無阿弥陀仏に込めて私たちにふり向けておられる。 親鸞聖人は仰せになる。 臨終一念の夕(ゆうべ) 大般涅槃(だいはつねはん)を超証す いのち終えるとき、すみやかに…

The Sad Letter(悲しい手紙)

四年前の夏に亡くなった義妹(弟の妻)の手紙を読み返してみました。 「・・・・退院して1年2ヶ月がたちました。体調も少しずつ良くなっていると思います。・・・・・毎日仕事、仕事で足の痛みをこらえて一生懸命働いてきました。そのあげくに足に腫瘍が!…

Paris _ Imagination and Reality(パリ_ 想像と現実)

「特派員メモ」というコラム(朝日新聞)に、このように書かれていました。「パリの都は美しい。地面さえなければ。犬のフン、たばこの吸い殻に紙くず、ありとあらゆるゴミが無造作に捨てられ、時にネズミの死骸も転がる。せっかくの美しい建築も、犬のフン…

The Nembutsu to Return One’s Gratitude to the Buddha(報恩の念仏)

阿弥陀如来は、迷いのなかにある私たちを哀れみ悲しまれ、そのままに救いとるとはたらかれている。浄土真宗の救いは、この如来のはたらきを信じる心一つで定まり、念仏は救われたよろこびが声となってあらわれ出たものである。 親鸞聖人は仰せになる。 ただ…

The Lives of Things(「モノ」のいのち)

「モノ」のいのちをいとおしむ心 (東井義雄) (ほのぼのカレンダー ういず仏教文化研究会編集)<11月の言葉>より 「モノ」のいのちとは「物の寿命」と考えられます。私の場合、身の回りの多くの物の中には、お気に入りのものがありますが、そのような物…