2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
先立った方々を思えば、在りし日の面影を懐かしく思うとともに、言いようのない寂しさを覚える。 親鸞聖人は、お弟子に宛てた手紙の中で仰せになる。 浄土にてかならずかならずまちまいらせ候うべし 再び会うことのできる世界がそこにある。今ここで、同じ信…
今月20日の午後、ゴーッと異様な音がしたような、また家もちょっと揺れたような気がして、「地震かな」と思ったのですが、それっきりだったので、何だったのだろうと思っていました。ですが、やはり地震だったことが後でテレビを見てわかりました。震度は1〜…
経典には、阿弥陀如来の西方(さいほう)浄土が、清らかな蓮華が咲き、麗(うるわ)しくかざられた、さとりの浄土として説かれている。 親鸞聖人は、安楽浄土のさまざまなありさまを、 法蔵願力のなせるなり と仰せになる。 美しい浄土のありさまは、「迷い…
浄土は、無量の光に満ちあふれた世界。如来の智慧が光となって耀き、限りなくはたらき続けるさとりの世界である。 親鸞聖人は、阿弥陀如来の浄土をお示しになり、 無量光明土なり と仰せになる。 如来の浄土へ生まれるならば、その光のはたらきにより、いか…
蓮如上人は『御一代記聞書』(二九六)の中で、このように言っておられます。「何ごとにおいても、善(よ)いことを思いつくのは仏のおかげであり、悪いことでもそれを捨てることができたのは仏のおかげである。悪いことを捨てるのも、善いことを取るのも、…
手品師さんのブログ「涙流しながらの自慢」(2018・12・1)を読ませてもらって、人間の自力の強さというものを改めて感じさせられました。 お釈迦さまは大無量寿経に「心口各異 言念無実(心に思っていることと口に出して言うことが一致せず、真実味がない)…
「目をあけて眠っている人」私も、その一人でした (東井義雄) (ほのぼのカレンダー ういず仏教文化研究会編集)<12月の言葉>より 「目をあけて眠っている人」、なんともユニークな表現です。「目は開けているのに、なんにも見ていない」ということでし…