お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

虫を駆除して正当化 ( Justification after I Exterminated Worms ) 

富有柿の苗木を植えてから6年、昨年たくさん実をつけたせいか、今年は一個しか実がなっていません。そのため、木の葉の消毒もせずにいました。するとどうでしょう。ほんの数日前、葉っぱがかなり食い荒らされているのに気づいたのです。 よ~く見ると、例の…

恐ろしい我が心 ( Fearful My Own Mind ) 

悪性(あくしょう)さらにやめ難し こころは蛇喝(じゃかつ)のごとくなり 修善も雑毒なるゆえに 虚仮(こけ)の行とぞ名づけたる (悪いことは一向に止められず、心は蛇やサソリのようです。修行や善行も何の役にも立ちません。それらはいつわりの行にすぎ…

来世は人間に生まれてね ( I Wish Ren Would Be Born Man in the Next World ) 

先日、久しぶりに長男宅を訪れました。長男家族は雄のポメラニアンを飼っているのですが、小型犬でとてもキュートです。愛称は蓮(れん)、現在15歳で、人間でいうと80歳に近い年齢だとか。ひところと比べると、茶色だった毛が白っぽくなっていました。近頃…

割って見せたや わが心 ( I Do Want to Open My Heart to Others ) 

悲しきかな愚禿鸞(ぐとくらん)、愛欲の広海に沈没(ちんもつ)し、名利の太山(たいせん)に迷惑す (悲しいことに、愚禿親鸞は、愛欲の広い海に沈み、名誉欲と財産欲の深い山に迷って、不退転の位に入っていることを喜べません) 『教行信証』信巻 “割っ…

死の縁は無数にある ( The Relationship with Death Is Infinite ) 

先月末より、ほとんど連日の猛暑日が続いています。そのため、熱中症で病院に搬送される人や、命を落とす人がたくさんあります。特に今夏は、その数が例年に比べて突出しているように思われます。 考えてみますと、私たちはこのような異常高温を初め、台風、…

人に信ぜしめることの難しさ(The Difficulty Having People Believe in Buddhism) 

自信教人信(じしんきょうにんしん) 難中転更難(なんちゅうてんきょうなん)(自らも信じ、そして、人にも信じてもらうことは、最高に難しいことです)『恵信尼消息』 自分自身が信ずることすらなかなかおぼつかないのに、そのような信仰を他の人々に抱い…

スマイリング・シンデレラ ( Smiling Cinderella ) 

先日、全英女子ゴルフオープンで、渋野日向子(しぶのひなこ)選手(20歳)が優勝しました。朝日新聞のトップページでの見出し、「渋野V 笑顔の強心臓」が目を引きました。「どんな時も絶やさぬ笑顔から、渋野につけられた愛称は『スマイリング・シンデレラ…

自力に対する執着 ( Adherence to Self-power ) 

「まあさてあらん」とおおせらるれば(「ああ、そうだったのか」とつぶやかれました)『恵信尼消息』 越後の国を出発して関東に向かっていた親鸞が、上野(こうずけ)の国(群馬県)の佐貫(さぬき)に滞在していたときに、高熱に浮かされて、うわごとのよう…

釈迦と阿弥陀は私たちの両親( Sakyamuni and Amida are Our Parents )

釈迦如来・弥陀仏、われらが慈悲の父母 『末燈鈔』(お釈迦様と阿弥陀仏は、わたくしたちにとって、慈悲深い両親です) 仏教の開創者であった釈迦牟尼仏と浄土教で信仰する阿弥陀仏との関係を、まことに明確に表している言葉だと思います。 もし、釈迦牟尼仏…

奪い返される可能性( The Retaken Possibility )

存在は与えられているのであり、いつ奪われてもおかしくない 関根清三 神による世界創造という考えを否定しても、それが人に与えられているという事実は残る。そしてさらに重要なのは、与えられたものはいつか奪われるやもしれないという事実だと、聖書研究…