お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大音が響きわたる ( A Great Voice Is Ringing Out ) 

最近のニュースによれば、アマゾンに生息する、ハトほどの大きさのスズドリという鳥が、世界で最も鳴き声が大きい鳥に認定されたそうです。その声の大きさは113デシベル(dB)といわれ、人の耳をつんざくほどの音だとか。 このニュースから連想されたのは、…

すべてまぼろし ( All Are Illusions ) 

火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもってそらごとたわごと、まことあることなきに『歎異抄』後序 (火事のように無常なこの世界は、すべては夢かまぼろしで、本当に存在しているわけではありません) おそらくこの言葉は、親鸞が心から尊敬していたと思…

必ず浄土に生まれる ( Surely One Is Born in the Pure Land ) 

『蓮如上人御一代記聞書』(二九八)には、「仏法においては、すべてどのような悲しみや苦しみにつけても、必ず浄土に往生させて頂くことを思うと、喜びが多くなるものである。( In Buddhism, even if any sadness or suffering would strike us, pleasure w…

平凡な日々 ( Uneventful Days ) 

台風19号が上陸してから6日目の17日の段階では、まだ台風被害がどれほどなのか、全容は明らかになっていませんでした。しかし17日時点での報道によりますと、全国で3万3千棟が浸水、全壊・半壊の家屋が1600棟に及んでいるということでした。また、農業の分野…

明日は我が身 ( It May Occur to Me Tomorrow ) 

この度の台風19号は、これまでに経験したことのない大型で非常に強い台風でした。記録的な大雨や暴風は東京や、十数県に及ぶ被災地に、甚大な被害をもたらしました。75人が死亡(10月16日現在)、行方不明者やけが人も多数出ていると聞きます。 いくつもの堤…

青空 ( The Blue Sky ) 

過日の早朝、空は澄み、青空がどこまでも広がっていました。そよそよとほおに優しいそよ風を感じながらのウォーキングの心地いいこと。一味違う感覚に浸りながら、青空を眺めれば、心も澄まされます。 青空が教えてくれました。くよくよ悩むなんて、つまらな…

煩悩のしわざ (The Works of Blind Passions) ② 

果てしなく遠い昔からこれまで生まれ変わり死に変わりし続けてきた、苦悩に満ちたこの迷いの世界は捨てがたく、まだ生まれたことのない安らかなさとりの世界に心ひかれないのは、まことに煩悩が盛んだからなのです。 (略) おどりあがるような喜びの心が湧…

煩悩のしわざ(The Works of Blind Passions) ①

「念仏しておりましても、おどりあがるような喜びの心がそれほど湧いてきませんし、また少しでもはやく浄土に往生したいという心もおこってこないのは、どのように考えたらよいのでしょうか ( “ Although I say the nembutsu, the feeling of dancing with j…

もしかしたら死ぬのかもしれない (Maybe I May Die) 

いささか所労のこともあれば、死なんずるやらんとこころぼそくおぼゆること(少し病気のこともあって、もう死ぬのではないかと心細く思うこともあります)『歎異抄』第九章 日ごろは元気に過ごしている人でも、健康がすぐれないようなことになりますと、何と…

信心決定と無関係なこと(What Is Unconcerned in the Realization of Shinjin)

病気が治りたいというのは私たちの煩悩ですから、如来さまはお前の病気を治してあげようとは言われません。私の病気を治してくださったり、お金持ちにしてくれたり、あるいは頭をもっとよくしてくれたり、入学試験を通してくれるとか、そんな煩悩の片棒はか…