2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
どんなに珍しい御馳走を揃えて、客人をもてなしても、その御馳走を食べてくれなければ何にもならない。それと同じように、道を求める仲間たちが集まって、教えを聞いても、阿弥陀如来の明るい眼にめぐりあう人がいなければ、すべてが無駄になってしまう。目…
「他人の欠点はよく目につくものである。だが自分のことになるとさっぱりわかっていないではないか。もし自分の悪いことに気がついたならば、これはよくよく悪いからこそ気がついたのだと思って、心を改めるがよい。いつもまわりの人の言うことには、謙虚に…
南無阿弥陀仏の教えをいただく者は、どんな悲しいことに出会っても、どんな都合の悪い境遇にあっても、それは素晴らしい阿弥陀如来の眼をいただく大事なご縁なのだ、ということをわすれないように。常に阿弥陀如来の明るい眼の働きを喜ぶ人になりたいもので…
阿弥陀如来の明るい眼がわかっていない人が、南無阿弥陀仏の教えを振りまわすことは、幼児が鋭い包丁を持っているのと同じである。なぜならば、包丁は便利なものであるが、幼い子供が持てば、手を切り、けがをしやすい。働きをよく知っている人だけが、その…