お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Shinjin of Amida’s Directing Merit(他力回向の信心)

浄土真宗の「信心」とは、私が信じる心ではなく、「阿弥陀仏の救いのはたらきを、疑い無く受け容れた心」のことを言います。 例えば、赤ちゃんは、お母さんを信じて抱かれているのでしょうか。信じるとかいうことを越えて、まかせきっているのです。「お母さ…

Does the Spirit Exist?(霊は存在するのか)

私は、昭和五十五年(一九八〇年)から平成三年(一九九一年)にいたる十一年余の間に、実に二千四十六名にわたる葬儀を執り行わせていただきました。 その多くは葬儀社からの依頼によるものでしたが、ほとんど毎日が、通夜に葬儀という日々でした。 このこ…

A Fresh Morning(さわやかな朝)

今年の夏を振り返ってみますと、私の住む地方では、梅雨明けが平年より10日ほど遅れました。その上、梅雨明け宣言が出された後も、台風などの到来で曇り空の日が続き、ほとんど毎日雨が降り、蒸し暑くて、まるで再び梅雨空に戻ったような日々でした。カラッ…

Even If an Age Changes(時代が変わっても)

御文章二帖目第十二通に、蓮如上人は、「それ、人間の五十年をかんがへみるに…… 」から始めて、人々が一巻の聖教を読むこともなく、怠惰に日々を過ごす様子を嘆かれ、「このゆえに今日今時よりして、不法懈怠にあらんひとびとは、いよいよ信心を決定して真実…

Writings about Buddhism(仏教の書き物)

次は、『蓮如上人御一代記聞書(現代語版)』第125(番目)の文です。 「ご病床にあった蓮如上人が、慶聞坊(きょうもんぼう)に『何か読んで聞かせてくれ』と仰せになったとき、慶聞坊は、『御文章をお読みいたしましょうか』と申し上げました。上人は、『…