お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

It Was Close! (もう少しで!)

 先日のこと、そろそろ、ジャガイモの植えつけ時になったので、少しばかりの畑をスコップで掘り返しました。いつもながら土の中からは、ミミズ、それに乳白色や黒褐色の丸形でころころした芋虫の類がよく掘り出されます。

  
 ところが今回はびっくりしました。やや大きめの黒っぽい蛙が出てきたのです。土をかぶっていたから黒く見えたのかもしれませんが、チラッと見えた太ももの裏側はつやつやした白色をしていました。まだ冬眠中だったのでしょう。あまり動けない状態でした。彼らにすれば、安らかに気持ちよく眠っていたのに、突然暗闇から白昼の明るみに晒し出されたのですから、さぞかしビックリしたことでしょう。ビックリするだけならまだしも、彼らにすればスコップの先で真っ二つに切断されかねない不運に見舞われるかもしれないのです。

 
 案の定私はミミズを切ってしまったのです。気がついて、「しまった」と思った時はあとの祭りです。場合によっては、もう少しで蛙も切断してしまったかも…と、ちょっと嫌な気分になりました。幸い芋虫も無事だったのでほっとして、蛙と芋虫は別の場所にそっと埋めてあげました。

  
 それにしても土の中にはミミズや虫の幼虫、さなぎ、あるいは蟻のような小さな生き物が案外多くいるものです。たまたま先日は、比較的大きくて健康そうな蛙を目にしたのがきっかけで、土の中の小さな生き物が少し気になったのでしょう。ミミズのように、気づかないうちにそれらを殺してしまっているかもしれないからです。              
 でも恐ろしいのは、それをあまり悪いことだと思わない自分の心じゃないの、とふとそんなことを考えていました。
It was close! :
The other day I dug up the patch with a shovel to prepare to plant seed potatoes.
When I dig up the patch, I usually find in the soil some small creatures, such as larvae
or pupas of insects, earthworms, ants, etc. I unknowingly cut an earthworm in half
that day. And then, to my surprise, a rather big blackish frog was also dug up.
Supposedly, it had been in hibernation. It might have also been mistakenly severed
like the earthworm, I thought. But fortunately it was safe.
Thus I may kill small creatures in the ground without knowing it, but I cannot think
at the bottom of my heart that killing creatures is truly bad: This is truly fearful, I think.