勝ち負けにとらわれない
勝つ者は恨みを受く
負(ま)くる者は夜も眠られず
勝つと負くるを離るる者は
寝ても覚めても安らかなり (『法句経』)
上記は『イヤな思いがスーッと消えるブッダのひと言』(高田明和)に紹介されている言葉です。
「勝つ者は恨みを受く」とは、勝った者は相手のねたみから恨まれることになり、「負くる者は夜も眠られず」とは、負けた者は悔しくて夜も眠られなくなる、ということです。
生きていく上で、勝敗はつきものですが、その「勝敗にとらわれない」ことで、いつも穏やかでいられると教えられています。
「寝ても覚めても安らかなり」、心に響く一言です。
勝っても負けてもとらわれない ( Don’t be prepossessed by win and loss. )