お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Like a Flow of Water(水の流れのように)

「岩もあり 木の根もあれど さらさらと
たださらさらと 水の流るる」  (甲斐 和里子)
Regardless of the existence
Of rocks and the roots of trees,
Water runs murmuringly,
Only flows smoothly.


水は丸い器に入れると丸い形になる
四角い器に入れると四角い形になる
決して器の形を変えることはない
ただ相手の形に応じて自分が変わるだけ
たぐいまれな順応性を秘めている


大きな岩に遭遇しても、その形に合わせて流れて行く
木の根に出くわしても、その形に沿って流れて行く
満足げに、ごく自然に流れて行く
まるで処世術を知っているかのように


私が苦難や苦労など、さまざまな障害に出会ったときは
水のようにしなやかに向きあえばいい
たとえば苦手な相手に出会ったとき
水が相手を変えることはできないように
私も相手を変えることはできない
そんな時は、私が変わればいい
私が変われば、相手も変わる
私に合わせて変わってくれる
私が相手を受け入れたら
相手も私を受け入れてくれる
そんな姿勢で、あらゆるものに向きあえば
私はスムーズに前へ進めるだろう


たださらさらと水の流れるように
私もおだやかに、歩んでいきたい


◆ この歌が甲斐和里子さんの作だったことを、つい最近知りました。嬉しい発見でした。今回も私なりに味わってみました。