お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Mismatch(ミスマッチ_ 不つり合い)

 今月12月の衆議院選挙では、十指に余る政党が乱立、選挙戦を競うことになっています。そのうちの一つ「日本未来の党」に合流した「国民の生活が第一」という党は、今年7月に小沢一郎さんが、政権第一党の民主党から約50名の党員を引き連れて離党し、立ち上げた党でした。党員たちは報道記者のインタビューに口を揃えて「国民の生活にしっかり応えていきたい」、と抱負を語っていました。「国民の生活にしっかり応える」ことを前面に出して党の存在をアピールしていました。
 ところで、新党結成直後に行われた世論調査によると、「小沢新党に期待するか」という問いに対して、期待しない84%、期待する13%、分からない3%でした。
私は一瞬、あれっ?と思うと同時に、失礼ながら笑ってしまいました。党が100%「期待に応えたい(期待してほしい)」とラブコールしているのに、国民の84%が「期待しません」と、そっぽを向いているのです。この両サイドのミスマッチぶりはどうしたことでしょうか。
 この理由は‘党名’それ自身が端的に物語っていたようです。「国民の生活が第一」というより、「我が党(身)が第一じゃないの」、と揶揄する声が巷では多々あったとか…..。人々は結党の本当の思惑が見え見えだと見抜いていたのでしょうか。「隠すより現る」と言われますように、人の不実の姿も、体裁よく隠そうとしても、なんとなく透けて見えてしまうものですね。
 新党立ち上げという政治に関する一コマではありましたが、このような世事を見聞するにつけ、阿弥陀さまの真実のみ心が、ますます力強く思われ、頼るべきは弥陀一仏と、またまた改めて思ってしまうのです。

My comments:
I can not help but deeply appreciate and be thankful for Amida Buddha's great
compassion all the more because the insincerity of people could be seen through.
追記:
国民の生活が第一」という党は、新しくできた「日本未来の党」に合流したので今は、旧「国民の生活が第一」になりますね。