お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Alumnae Meeting of Four __ Memories(4人の同窓会 __ 思い出)

 先日、恒例の4人だけの同窓会がありました。私たち4人の出会いのきっかけは、大学入学時にバレーボール部へ入部したことです。(ここで少し申し述べておきたいのですが、当時バレーボールは今のように6人制ではなく、9人制でしたから、私のようなおちびさんでも通用しました)
 
 この4人、なぜか不思議と気が合って、それ以来これまで、もう半世紀に近い交流が続いています。とりわけ今回は特別に嬉しい集まりだったように思います。それは、死をも覚悟したくらいと言うTさんの大手術の後だけに、すっかり元気になった彼女を見て、他の3人はほっと安堵したからです。

  
 「よくもまあここまで続いてきたものね」と皆が感慨深げな気分になって、出会い当初の1〜2年生の頃に話が盛り上がりました。それぞれが部分的に、あるいはすっかり記憶が抜け落ちている所もありましたが、四つの頭で埋め合わせて、あの頃の思い出がかなりはっきりよみがえってきました。

 
 その一つは、山陰・山陽あたりを数日間旅行したこと。鳥取砂丘島根県出雲大社、日御粼灯台岡山県の後楽園、大原美術館兵庫県城崎の玄武洞等を巡りました。でもその旅行で一番印象的だったことは、ある大学の女子寮を先輩から紹介してもらい、一泊したこと。そしてお菓子をつまみながらワイワイ語り明かしたことです。

 
 二つには、一日かけて山道や林道を通り抜けて、海岸沿いへサイクリングに出かけたこと。数十キロの道のりをママチャリで行ったので、急な登りは自転車を引いて歩かねばならず、結構ハードだったけれど楽しい行程でした。

  
 三つには、試合の遠征で長野県へ行ったこと。その時、試合の前夜だというのに歌を歌ったり、話しこんだりして、おそらく夜中じゅう起きていたのでしょう。朝になっても先輩たちから起こされるまで起きられずに、その結果叱られるハメに。それにその時歌ったらしい「うるわしきさくら貝ひとつ…. 」で始まり、ちょっと胸キュンだった「さくら貝の歌」は、なんと私が主導して歌詞と節を三人に教えたというのです。この部分は完全に私の記憶から抜け落ちていました。

   
 初めて一緒に振り返ることで、当時にタイムスリップしたような、懐かしい思い出を共有した4人でした。今思うに、あの頃の4人があったからこそ今の4人があるわけです。あれからあっという間に時は流れて、もう人生の終わりに近い部分を生きている私たち。一期一会の気持ちがますます大切に思われます。
  
What Miko thinks now:
The existence of the three friends of mine is now a treasure for me. Nearly half a
century have passed since we got to know. Strongly do I think that a feeling of ‘the
only chance in our lives’ becomes more and more important.