お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Halo (日暈・ハロー)

 梅雨に入り、曇天が続くようになりました。まだ一か月以上、この梅雨空とつきあわねばならないのかと思うと、かえって対照的に先月のあの美しかった五月晴れの日のことを思い出します。
 
 あの日、ふと青空を見上げたとき、太陽の周りに虹の輪ができていました。めったに見たことがなかったので、気持ちが高揚して、なぜか阿弥陀仏の絵像のお姿が思い浮かんだのでした。絵像の中の阿弥陀仏の立ち姿の背後には、まばゆい光明が輝いているからでしょう。                                  
 太陽の光の輪のことは、あの日の夜、テレビの天気予報の時間でも取り上げられ、日暈(ひがさ)とかハローと呼ぶとの説明がありました。


 因みにハローは英語でhalo(発音:ヘイロウ)と書き、(聖像の)後光・背光という意味もあるのです。                                  
 あの太陽とその周りをとりまく暈は、宇宙における阿弥陀仏の遍在を感じさせてくれたような気がしました。

     
※ 暈(かさ)[百科事典マイペディア]                  
 うん、ハロー haloとも。巻層雲など氷晶からなる雲をとおして太陽や月を見たとき、その周囲に現れる光の輪。氷晶の表面とその内面で光が屈折、反射するため、虹と同様に分光される。                                     
※ halo [ Longman English Dictionary]
1. a golden circle representing light around the heads of holy people (SAINTS) in
religious paintings
2. a bright circle of light, such as that seen around the sun or moon in misty weather