Saichi’s Poems( 才市さんの詩)
何となく浅原才市さんの詩を読んでみたくなりました。次は、その数篇のものです。
名号はわしが称えるじゃない
わしにひびいてなむあみだぶつ
なむあみだぶつに抱き取られ
取られて申すなむあみだぶつ
煩悩も具足 お慈悲も具足
具足づくめのなむあみだぶつ
才市や何がおもしろい 迷いの浮世がおもしろい
法をよろこぶ種となる なむあみだぶつの花ざかり
如来さんはどこにおる 如来さんはここにおる
才市が心に満ち満ちて なむあみだぶつを申しているよ
才市や何処におる 浄土貰うて娑婆におる
これがよろこび なむあみだぶつ
才市さんの阿弥陀さまに任せ切った、屈託のない姿を窺うことができ、のびのびとした気持ちになれます。
My impressions:
I can infer Saichi’s free mental state in which he has perfectly left himself to Amida
Buddha, and be relaxed since I am really carefree.