お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Speed(スピード)

 6月に入り、もう6月?と、月日の流れの速さに驚きます。速く感じるのは、自身が年を取ったせいもあるでしょうが、今の情報の時代と言われる、私たちを取り巻く環境のせいでもあるでしょう。世界のどこかで起こった一つの事件が、瞬時に伝わる時代です。多くの情報の量に影響されることで、心の忙しさが加算されるからかもしれません。       


 でも、1日があっという間に終わるように感じるのは、心のせわしさばかりが原因ではなく、実際に1日の長さは短いという事実でした。と言いますのは、周知の通り、地球は1日に1回、自転しながら1年かけて太陽の周りを回っています。この自転速度は、赤道では大体秒速465m(時速約1600km)だそうです。すごい速さですが、ではどうして私たちは地球にいながらその速さが分からないのかといいますと、慣性の法則といわれる運動の法則により、感じられないのだそうです。                      


 ところが、そのような難しい法則はさておき、地球の自転のスピードを感じることができる機会があることに気がつきました。日の出と日の入りの時がそのチャンスです。日の出の時、遠くの山の端の裏側に太陽の光が輝き出し、まん丸の太陽全体が姿を現し切るまでの時間は、あれよあれよという間の短い時間に感じます。また、日の入りの時は、太陽が山の端にさしかかり始め、全体が山の裏側に姿を消すまでの時間も、同様に短いものです。この現象は、地球の自転速度がいかに速いかの表れだといえるでしょう。従って1日が過ぎてゆくスピードも速いわけだ、と納得した次第です。                    


 この短い1日。どのように過ごそうと1日は1日です。私の場合、お慈悲のままに過ごすばかりです。( However we do spend this short one day, one day is
one day. As for me, I only spend one day at the mercy of Amida Buddha’s great
compassion.)