お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Frog’s Cradle(蛙のゆりかご)

 先日の朝、8時頃、近所のNさんが私を呼びに来られました。「めずらしい物があるから見に来て」と。急いで行くと、Nさん宅の玄関先に咲いているピンクの大輪のバラの花の真ん中に、なんと、黄緑色の小さな蛙がちょこんと身をひそめているではありませんか。ピンクと黄緑色のコントラストが鮮やかで、また、バラと蛙という組み合わせが、どこか愛敬があってほほえましく、すぐに写真を撮りました。Nさんも家族の方も、すでに撮っておられました。                                     
 Nさんの話では、朝7時頃その蛙に気づいたそうで、その後、お昼の12時頃にはまだそこにいたといいます。午後1時頃にはいなくなっていたそうですが、もしかして、蛙は朝7時までの一夜を、そのバラの花をゆりかごにして休んでいたのかもしれません。そうでなくても、よほど居心地が良かったのでしょう。私たちが知る限りでも、丸5時間は、バラの花の中で休んでいたのですから。                           
 ここで、ちょっと想像するのですが、もしあの蛙が、浄土の花と言われる蓮の花をゆりかごにしていたらどうだろうか….と。                         


 きっと私は、仏さまの還相回向の相(すがた)を連想するでしょう。         
( I am sure to associate the frog’s cradle made of a lotus flower with an aspect of
Amida’s directing of virtue for our return to this world. )