お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Sad Letter(悲しい手紙)

 四年前の夏に亡くなった義妹(弟の妻)の手紙を読み返してみました。
「・・・・退院して1年2ヶ月がたちました。体調も少しずつ良くなっていると思います。・・・・・毎日仕事、仕事で足の痛みをこらえて一生懸命働いてきました。そのあげくに足に腫瘍が!本当にショックでした。・・・・・今は家族や友達に励まされ助けてもらっています。これから先、前向きに進んで生きていこうと思っています。温かくなったらお姉さんのところへ遊びに寄せてもらいます。その時はよろしくね。お姉さんも身体に気を付けて下さいね。(2014年3月16日)」                              


 この手紙をもらってから5ヶ月余り、彼女は懸命のリハビリもむなしく帰らぬ人となってしまいました。何事にも一生懸命取り組んできた彼女です。これからも前向きに生きていこうとしていたのに、無常の風には勝てませんでした。                
 「暖かくなったらお姉さんのところに遊びに寄せてもらいます」。楽しみにしていたのに・・・ 今もこの言葉を読むと寂しくなります。こんなに悲しい手紙があったでしょうか。                                       


 仏教を聞き、仏縁の強い彼女でした。(She had heard Buddhist teaching and had a
sturdy relationship with Buddhism. )


 「恋しくば南無阿弥陀仏と称うべし我も六字の中にこそ住め」の歌に慰められます。「南無阿弥陀仏」。