Paris _ Imagination and Reality(パリ_ 想像と現実)
「特派員メモ」というコラム(朝日新聞)に、このように書かれていました。「パリの都は美しい。地面さえなければ。犬のフン、たばこの吸い殻に紙くず、ありとあらゆるゴミが無造作に捨てられ、時にネズミの死骸も転がる。せっかくの美しい建築も、犬のフンを踏むまいと、見上げるいとまがない。」
私の想像していたパリとは雲泥の差です。辞書にはパリについて「中世以来西ヨーロッパにおける文化・政治・経済の中心地の一つ。また、世界的な芸術・流行の中心地。著名な建築物・学校・旧跡などが多い」と記されています。
これが私が想像していたパリであり、おそらく誰もが描いているパリだと思います。ところが現実はまったく異なっていたのです。実際にパリを知る人たちには周知の事実なのですから。にわかには信じられないほどですが…….。
視野を広げれば想像と現実のギャップは意外とあるものですね。
私にとっては、最大のギャップは想像していた仏教と実際に知った仏教の違いです。
(The greatest gap to me is the difference between Buddhism I imagined and Buddhism I truly realized.)