お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Words Originating from Buddhism(仏教由来の言葉)

 日本語にはその語源を仏教に持つ言葉が多くあるといわれます。たとえば、『さすらいの仏教語』(玄侑宗久著)によりますと、「どっこいしょ」という言葉は人が立ち上がる時によく使われますが、語源は「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」で、これがなまって「どっこいしょ」になったそうです。もちろん六根は仏教語で、眼、耳、鼻、舌、身、意を指します。また「がたぴし」と言う言葉は仏教語の「我他彼此(がたひし)」に由来し、「上品(じょうひん)」は「上品(じょうぼん)に由来するそうです。               


 このような仏教由来の言葉がたくさんあるということは、日本には古くから仏教の素地があったから、といえるでしょう。従って、日本は今日でも仏教に馴染みやすい環境にあるのではないか、と思うと少し嬉しくなります。
( Japan has a lot of words that derive from Buddhism. This is owing to the fact
that Japan has had an aptitude for Buddhism for a long time. Consequently,
Japan still seems in the environment where Buddhism is rather easily acceptable
to people. This thought makes me a little pleased. )

  
 この本のカバー( jacket )には次のように書かれています。        
「私たちの周りでは仏教由来の言葉が数多く使われている。「阿弥陀クジ」「あまのじゃく」など納得の言葉から、「砂糖」「ゴタゴタ」「微妙」といった意外な言葉、そして「魔羅」「ふしだら」「女郎」なんて言葉まで!(中略)はじめは驚き、やがて得心、最後には仏教の教えが心に響く… 」。