Issa and Cherry Blossoms(一茶と桜)
現在の桜前線はどのあたりでしょうか。南から北へと、日本列島を駆け抜けながら咲く桜、私たちはその見事な花の姿に大きな喜びを感じます。と、同時に、良寛和尚が歌った「散る桜 残る桜も 散る桜」のように、無常を感じさせられることもあります。
無常といえばつい最近、小林一茶の歌った「死仕度(しにじたく) 致(いた)せ致せと 桜かな」という俳句に出会い、少なからず衝撃を受けました。以前、このブログ(2013・1・23)で、一茶のことについて書きましたが、一茶は俳人であると同時に浄土真宗において、妙好人と呼ばれたほどの篤信家でもありました。
俳人でかつ奇特な真宗信者でもあった一茶なればこそ生まれた歌だと思います。
( I think it is because Issa was a haiku poet and praiseworthy Shin-Buddhism
believer that the haiku was composed. )
※ http://d.hatena.ne.jp/miko415/20130123(妙好人としての小林一茶)①