うぐいす ( Japanese Bush Warblers )
今月の6日,いつもの公園にウォーキングに出かけた時、ウグイスの初鳴きを聞きました。そしてまた、昨日も聞いたのです。その声は、いつ聞いても心を惹きつけて離しません。多くの人に愛されているんだろうな、と思います。それを裏付けるかのようにたくさんの異名がありました。『広辞苑』から引きますと、「春鳥・春告げ鳥・花見鳥・歌詠(うたよみ)鳥・経読(きょうよみ)鳥・匂鳥・人来(ひとく)鳥・百千(ももち)鳥など」です。
私がハッとしたのは、“経読み鳥”という呼び名です。「ホーホケキョウ」つまり“ホー法華経(ホケキョウ)”と聞こえるからだそうです。『法華経』を読む鳥だったとは、なんと風流な鳥でしょう。
これまで、「ホーホケキョウ」は “ホーキケヨ(法~聞けよ)”と鳴いているんだよ、と聞いていましたから、「いずれにしましても、仏縁の強い鳥だなぁと、一層ウグイスが好きになりました( Anyway, I have come to like Japanese bush warblers all the more
because they have sturdy relations to Buddhism. )。」