お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

ウグイスのさえずり ( The Snog of a Bush Warbler ) 

 先日(25日)の早朝、いつもの公園へウォーキングに出かけた時のことです。その日は快晴、思いがけず一羽のウグイスのさえずりに迎えられたのでした。          

 ウグイスといえば、3月頃から鳴き始めますが、毎日その声を聞くわけでもなく、また、もっと聞いていたいのにと思っても、すぐに飛び去り、鳴き続けるということもないものです。ところが、その日は全く違っていたのでした。透き通った鳴き声が、同じ木立ちから70回以上も続いたのです。私はその場にたたずんで、じっと聞き入っていました。萌える若葉と、淡い月が浮かぶ澄みきった青空と、朗々とした鳴き声のコラボの空間に、すっかり魅了されたのです。                                  

 70回以上と書きましたが、時間的なこともあり、その場を立ち去る時も鳴き続けていましたから、実際はもっと多かったと思われます。                   

 さて、ウグイスの「ホーホケキョ」と鳴くさえずりが、「法、法華経」と聞こえるように、人には鳥のさえずりなどを、それに似た言葉に置き換えて聞く「聞きなし」というものがあるといわれます。                                 

 私には、「ホーキケヨ」、と聞こえたので「法、聞けよ」「「法、聞けよ」と70数回も促されたわけです。道すがら、それに答える形で「ありがとう。すでにもう、『法、聞けたよ』『法、聞けたよ』」と、心の中でつぶやきながら歩いていました。            

 「早朝のウグイスとの素晴らしい出会い、帰途に就いたとき、そのさえずりが、耳に快く響いていました。 ( I had a marvelous chance meeting with a bush warbler in the

early morning that day. On my way home, its singing was comfortably ringing  in

my  ears. )」