お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

A Deer and Fallen Leaves(鹿と落ち葉)

Fallen leaves rustle in the wind. A sleeping deer wakes up with a start at the
sound of rustling leaves, looking around, finding nothing unusual. “ Ah! It's
because of the wind, ” the deer feels easy, going to sleep again. But just after that
with a report it is shot dead by a hunter's gun.


● 起きてみて また寝る鹿の 落ち葉かな
(かさこそと落ち葉が風に吹かれて音を立てる。ハツとして目を覚ました鹿があたりを見回すが、別段変わったことはない。「あぁ、風のせいか」と安心して再び眠りにつく。しかしその直後、バーンという音とともに、猟師の放った鉄砲に撃たれて死んでしまう)
 これは落ち葉の舞散るこの季節になると思いだす歌です。かつてこの歌は恐ろしい歌以外の何ものでもありませんでした。思い出すたびに、考えないように、ふり払うように気を紛らしたものです。歌の中の鹿は私自身の姿であり、考えれば考えるほど、底なしの地獄の恐怖へと結びついていったからです。
 あぁ、でも今はしっかりと底ができました。ただ「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」と阿弥陀様にお礼を申し上げています。