お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Freedom (自由)ということ①

 ここ最近、自由ということについて少し考えさせられることがありました。まず、ある日の新聞の「声」欄に、86歳の女性が高齢者はどのように生きるのが幸せか、について次のような意見を投稿していたことです。「高齢者は自由気ままに生きるのが一番で、本音では静かに寿命を待っている。だから周囲の人はそっと見守ることが大切ではないか」。   
 高齢だからこそ自由で且つ穏やかでありたいと思うのは、人として本質的な願いではないだろうか….とその女性の言葉が心に残っています。

  
 次に、知人の一人からある会への入会を熱心に勧められたことです。でもその時、とっさに‘縛られたくない’という感覚にとらわれたのでした。入会すれば何かと束縛されるような気がしたからです。                               
 今の私は概して束縛のない自由気ままな日々を過ごしています。このように言えるのも、家族や親類等に対する私自身の主な役割が終わったこと。そして何よりも退職したからでしょう。特に数年前の退職を機に、一気に世間のさまざまな束縛から解放されたような身軽さを実感してきました。

 
 今はすべての時間をほぼ100パーセント自由に使える身なのです。縛られないって、なんて素晴らしいんだろうとつくづく思っています。亡くなった夫にはちょっとゴメンナサイという気持ちはありますが、独り身もそれなりにいいもんだなぁ….なんて思っています。それに何といっても阿弥陀さまといつも一緒だから、寂しいとも退屈だとも思いません。これぞ自由の身の醍醐味です。                            
 そういうわけで、今のこの状態が最高なのです。だから私はこの気持ちを知人に伝えて、入会をていねいにお断りしました。その方の顔を立てられなかったのは残念だったけれど、きっとわかっていただけたと思っています。
   
Freedom (自由): (from a dictionary)
1. the state of being free; not being under control
2. the power to do, say, think, or write whatever one wants to
3. certain rights, often given as an honor