お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Collecting Brackens(ワラビ採り)

 先月の下旬、ウォーキングに出かけた時のことです。近所のTさんの「もうワラビ出ているかねぇ」の言葉を思い出し、ふと、その場所を覗いてみようという気になりました。例年、ワラビが出る公園の一角に行ってみました。なんと、出かけのワラビが、つく,つく顔を出していたのです。15センチぐらいのものもあり、そこは私の独壇場、次から次へと面白いように採れて、またたく間にいっぱいになりました。袋も何も持っていなかったので、上着を脱いで、それに包んで持ち帰りました。半分はTさんにあげたのですが、Tさんは大喜び、3日後に二人で行く約束をしました。                     
 さて、その日の朝、袋をしっかり持って、スニーカーは雨靴に履き替えて(そうでないと、朝露で靴下まで水が染み透って濡れてしまうから)出かけました。まだ早いと思っていた6時ごろなのに、その場所に着くと、もうすでに3人の先客があったのです。2人で「ちょっと遅かったね」と小声で言いあって採り始めたものの、取り分は予想外に少なくがっかりしました。              
 帰る途中、Tさんと話し合いました。「欲を出して、勇んで行く時に限ってこんなもんね」。私1人で行った時は、何の欲もなかったから、たくさん採れたのかもしれません。                                   
そんなことは往々にしてあるものです。欲を出すのもほどほどに、と思いました。
( Such things are frequently the case with us. I thought I should be moderate in
being greedy in everything.)


 このように思えるのも、阿弥陀さまのお諭しだと思われます。根っからの欲張り者だと正体を見抜かれている私だからです。私自身の力で思えるはずがありません。ありがたいことです。