お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

死の縁は無数にある ( The Relationship with Death Is Infinite ) 

 先月末より、ほとんど連日の猛暑日が続いています。そのため、熱中症で病院に搬送される人や、命を落とす人がたくさんあります。特に今夏は、その数が例年に比べて突出しているように思われます。                               

 考えてみますと、私たちはこのような異常高温を初め、台風、豪雨、地震、火山爆発、津波、高潮といった自然災害の危険な環境の中で生活していることになります。一旦、これらのどれかが牙をむけば、いつ命を断たれるかわかりません。それに、火災や交通事故、殺人事件などの人災による事故の危険性も隣り合わせです。                

 仏教では、「死の縁無量」といわれます。私たちの周りには、死の縁が無数にころがっているのですから、いつ無常の風に誘われてもおかしくありません。           

「このようなことを考慮に入れますと、今日という一日は、まさに奇跡の一日であります。(When we consider the thing like this, the day of today is just a miraculous day.)」