お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Crossroads(岐路)

Looking back on my past life, I have stood at a lot of crossroads whether they
have been serious or not. So far I have finally settled them by myself although I have
sometimes consulted with other people about them. However, it has been the
greatest crossroads whether I chose the way to the Pure Land or the way to the
transmigration of the six courses. I was not able to rely on my own power at that
crossroads only. That was because Amida Buddha had already chosen the way to the Pure Land for my sake.


 特別に街に出なくても一歩外に出れば、あちこちに道があり交差点があります。人はそれぞれ目的に応じて右へ行ったり、左へ行ったり、あるいはまっすぐに進んだり、と自分の道を行くでしょう。その進む道に応じて、それぞれの行く先が違うのは当然のことです。
 人生の岐路も同様です。振り返れば、ここに来るまでには大小さまざまにたくさんの岐路(交差点)がありました。その時、その場で、方向を決める選択肢は数個、あるいは2個であったかもしれませんが、いろいろ他人の助言などがあったにせよ、最終的には自分で決めて進んできたことに違いありません。しかし、現在に至るまでに出会った最大の岐路は、浄土の道を選ぶか、六道輪廻の道を選ぶかでありました。この岐路の選択に限り、自分の力は及びませんでした。「浄土の道を行きなさい」と、阿弥陀仏が私のために、もう既に決めて下さっていたからです。
 それにしても、もう既に行くべき道が決められていたとは不思議なことです。私の方から「用意しておいて下さい」と一度たりともお願いしたことなどなかったのに、準備完了であったのですから…..。阿弥陀さまが導いて下さる浄土への道。すべてに勝る幸せの道です。