お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Cause of Global Warming(温暖化の原因)

Humans ‘ 95% Likely ’ behind Global Warming
In a draft summary of the fifth climate assessment since its creation in 1988, the U.N.
Intergovernmental Panel on Climate Change warns that continued greenhouse gas
emissions “would cause further warming” and induce changes that could “occur in all
regions of the globe… and induce changes in land and ocean, in the water cycle, in
the cryosphere, in sea level… and in ocean acidification.”
Six years ago, in its last report, the IPCC concluded there was a 90 percent certainty
that human activity was responsible for most of Earth's warming.
The 2013 draft summary increased that certainty to 95 percent.
       ( The JT Weekly )

(訳)
      温暖化の原因、人間の可能性が95%             
 1988年から始まった気候評価、その第5次報告書案の中で、国連の気候変動に関する政府間パネル(政府間審査団)(IPCC)は、このように警告している。「依然として排出が続く温室効果ガスは、更なる温暖化を引き起こすことになる。そして地球のあらゆる地域における変動を誘発する。また陸地や海、水の循環、寒冷圏、海面水位、海の酸性化等における変化も誘発することになるだろう」と。
 6年前の最終報告書の中で、政府間パネルは「人間の活動が原因で温暖化が起きている可能性は90%である」と結論づけている。            
 2013年の書案では、その可能性が95%に引き上げられた。      
             (ジャパンタイムズ ウィークリー)

      
 今年の夏は、猛暑、猛烈な暑さ、ゲリラ豪雨、落雷、積乱雲等といった気象用語が連発された感じがします。連日の猛暑続きで熱中症になる人が続発したり、テレビの画面上には、高温を示す赤色で全土がほぼ一色に染められた日本地図が表示されたりしました。また‘降れば必ず土砂降り’という諺がありますが、それを地で行くゲリラ豪雨で、またたく間に市街地であれ郊外であれ、あちこちの道路が冠水し川に変身するシーンは何度もテレビで映し出されました。しかしこれら自然の猛威もさることながら、更なるすさまじさを一気に増大させたのは、九月初めに住宅地を通り抜けた竜巻でしょう。長くても十数秒もあれば家屋を全壊、または半壊したり、屋根をそっくり丸ごと吹き飛ばしたりしながら走り抜けていきます。その威力にはただ驚き唖然としました。
  
 気象に関わる専門家の多くは、これらの異常気象は地球温暖化が原因であると言っています。ところが国連の政府間パネルによれば、この温暖化の原因の95%は人間の活動によるものだというのです。人間が作った原因で、人間自身が苦しむことになったわけです。                                    
 これからの地球はどうなってゆくのでしょう。時や所を選ばず発生する異常気象、竜巻や突風が身近な所で突発的に起きる可能性が現実味を帯びてきただけに、生きづらい世の中になったものだな、とつくづく思ってしまいます。