お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Like Little Birds(小鳥と同じ)

 我が家のフェンスには、よく小鳥が来て止まります。とても愛らしくて、ずっと見ていたいと思うのですが、残念ながら、あっという間に飛んでいってしまいます。それにしても、小鳥たちは止まっているほんの少しの間もじっとしていることがないようです。気ぜわしそうに、キョロキョロ辺りを見回しています。絶えず頭を動かし、落ち着きがありません。危険が近づいていないか、警戒しているからでしょう。
 ところで、私のウォーキングの友は防犯ブザーです。小学生の子供たちが、登下校時に持ち歩いているものと同じタイプで、スイッチを入れると、かなりの音量で鳴り響きます。 
 実は、これを持ち歩くようになったのには、ちょっとしたわけがあるのです。ある日の早朝、いつもの公園を歩いていると、私を後ろから足早に追い越して行った中年の男性が、数メートル先で突如ふり向き、「はよう帰らんか!」「はよう帰らんか!」と、私を睨んでどなりつけたのでした。私は一瞬わけがわからず、ひるみました。幸いその人は再び前を向き、スタスタと行ってしまったのでよかったのですが、とても怖い思いをしました。また、1〜2度、大声で独り言を言いながら歩いている別の男の人を見かけたこともあります。あまり人気のない時間帯なので、とても恐ろしく思いました。それに、木々の葉っぱの生い茂るこの時期は、うっそうとした木立ちの中を歩くのは、なるべく避けるようにしています。公園の続きにあるゴルフ場で、熊が出没したという情報もあるからです。このような訳で、防犯ブザーが今、私のウォーキングの友になっています。  
 考えてみれば、ウォーキング中に限らず、単に歩道を歩いている時でも、自転車に乗っている時でも、危険はないか、いつも周囲の状況に気をつかっている自分がいます。一歩家の外に出れば、車や人、それに空模様までも無頓着ではいられません。          


 このように思うと、外見は落ち着いて見えるかもしれない私の心は、全く小鳥と同じように、落ち着きがないのではないか、と思う事しきりです。     
( Thinking like the above, my heart that might apparently look calm may not be
composed at all. It seems just like a bird; I do think so. )