お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Recent Abnormal Situations(最近の異常事態)

 ここ数日中に、新聞の第一面を賑わした記事の一つは、九州北部を襲った豪雨について報じたものです。今までに経験したことのない数十年に一度の豪雨と言われ、その豪雨を引き起こす原因となったとされる、今までに聞いたことのない「線状降水帯」という気象用語を知ることにもなりました。山肌の土砂が崩れて、何軒もの家が押しつぶされて倒壊したり、また大洪水で、跡形もなく流されてしまった家もありました。何よりも悲しいことは、何人もの人が命を落とし、また行方不明の人たちもいることです。このような豪雨は九州北部に限らず、いつ、どこで起きてもおかしくないということで、全く異常事態と言わねばなりません。                                       


 次に、紙面を賑わしたもう一つの記事は、北朝鮮大陸間弾道ミサイルICBM)の発射実験に成功したことを報じたものです。北朝鮮はこれまで何回もミサイル発射実験を繰り返してきましたが、今回のICBM発射実験の成功で、日本が受ける脅威が更に拡大しました。このような状況下で、日本では、Jアラートといわれる全国瞬時警報システムにより、現在、北朝鮮からのミサイル攻撃に備えての避難訓練を行っている市町村もあります。私は、実際にその訓練の様子をテレビで見たのですが、「ただ驚いた」というのが正直なところです。平和ボケしてしまっている自分に引き当てれば、一体どこに逃げたらいいのやら、皆目分かりません。ただ不安が募るばかりです。                     


 このような、これまで予測しなかったような天災や人災による異常事態が次々に起きています。世の中の流れを見れば、前途はますます険しくなるのではないかと危惧されます。 


 こんな不安に満ちた中で思うこと、それは仏教があってよかったということ、阿弥陀さまがおられてよかったということです。世の中が不安になればなるほど「南無阿弥陀仏」という名号(念仏)が唯一の明かりとなります( The Name or the Nembutsu 'Namu-amida-butsu’ becomes the only light as the world gets uneasier. )。
 改めて、念仏があって本当によかったと思うこのごろです。