お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

Leaving All to the Buddha(すべてお任せ)

 もう今年も終わろうとしています。例年に違わず、あっという間の一年でした。    
 年の初めに掲げた私の目標は「念仏を中心にした生活を営む」というものでしたが、念仏を通していつも阿弥陀さまと一緒の自分が実感できたことは、何より有り難い事だったと思っています。                                  
 でも、念仏を中心にした生活とは、阿弥陀さまにすべてをお任せした心安らかな生活である筈なのに、この心のざわつきは、一体どうしたことなんだろうと思うこともしばしばありました。                                     
 生きてゆく上では、心配してもどうにもならないことや、考えても答えが見つからないこと、世情や将来に対する不安など、さまざまな事柄がつきまといます。そのような時、「我に任せよ」と言われる阿弥陀さまのお言葉にもかかわらず、自分のことは全てお任せした筈なのに….と(実は任せきっていなかったのに)思い上がっていた自身の愚かさを、痛感させられたのでした。                                
 それ以来、自分ではどんなに悩もうが、心配しようが、所詮どうにもならないような心の荷物は、すべて阿弥陀さまにお任せしてしまうことにしたのです。           


 するとどうでしょう。くよくよ悩むことが如何に徒労であるかを知らされ、何事も然るべく進んでいくものであると、以前に比べ、冷静に受け止められるようになりました。   

 「仏語に虚妄なし」と言われる通りです。心が軽く、穏やかになったように感じます。( And now, I realize the phrase ‘ There is no lie in the Buddha’s words.’
I feel comfortable and quiet in my mind. )


 阿弥陀さまのお導きのもと、自分にできることを考え、気楽に歩んで行けたらと思います。年末に当たり、ちょっと今年を振り返ってみました。