平成最後の日 ( The Last Day of the Heisei Period )
今日は平成最後の日です。少し、浄土真宗の歴史を振り返ってみました。
平安時代末期に法然上人が浄土宗を興されました。そして鎌倉時代に入り、親鸞聖人がその教えをより詳細に表すために、真の一字を入れて浄土真宗とされ、その開祖となられました。その後室町時代に入り、蓮如上人へと引き継がれ、更に500年余り経った現在の平成時代まで、浄土真宗は脈々と受け継がれてきたわけです。
このように書きましたのも、平成という時代に、仏教の素晴らしさというものを身を持って実感できたからです。前回書きましたように、阿弥陀如来にお任せする身になれたからです。私にとって平成は特別な時代であります。
明日より令和時代が始まります。法語カレンダーに書かれていた和田稠(しげる)師のこの言葉を忘れないようにしたいと思います。
「生活の中で念仏するのではなく、念仏の上に生活がいとなまれる( We do not say
the Nembutsu as a mere routine in our lives, but rather, we live our lives centered
on the Nembutsu. )」。
阿弥陀さまに、感謝申し上げながらの日々でありたいと思います。