お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

How to Live ‘Now’(「今」をどう生きる)

 釈尊は次のように説いている。過去を追うな。未来を願うな。過去はすでに捨てられた。未来はまだやってこない。だから現在のことがらを、現在においてよく観察し、揺らぐことなく、よく見極めて実践すべし。ただ今日なすべきことを熱心になせ」と。       
 私たちが、過去を思い、将来のことを考えるのは「今」である。大事なのは「今」をどう生きるかである。いたずらに「過去はこうであった」「未来はこうなる」という言葉に依存してはならない。「今」をどう生きるか、「今」をどうするのか、そこに努力を専注すべきである。                                      
   【『五濁の時代に 念仏の導き(上)』 木村宣彰 北日本新聞社新書】      
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 古歌に「世の中は今よりほかはなかりけり 昨日は過ぎつ明日は知られず( There
is no time but ‘now’ in this world. Yesterday has passed and there is no knowing
whether or not we will live tomorrow . ) 」という歌がありますが、「今」の大切さを改めて感じさせられます。                               
 「『今』をどう生きるか、『今』をどうするのか」を念頭に置き、お釈迦様が教えられるように「ただ今日なすべきことを熱心になす」ことが大切だと思います。