お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Darkness of Mind(心の闇)

 今年に入り、千葉県の小学4年生の女の子(10歳)が、父親の虐待により死亡しました。日常的に虐待を受けていたと言われます。どうして親は可愛いはずの我が子を虐待するのでしょう。精神が異常だとか、あり得ない行為だとか、いろいろの声を聞きますが、私が最も驚いたことがあります。想像できなかったと言ってもいいでしょう。父親は虐待するばかりでなく、虐待のようすの写真をスマホに残していたことです。どのような心境なのか全くわかりませんでした。                               

 ある心理学の専門家によりますと、虐待を続けているうちに、ある時を機に、その行為自体が楽しみに切り替わり、生きがいになることがあるといいます。そして写真に残すという行為は、それを後で見て楽しむためだというのです。                 

 「人の心の闇の奥深さというものをかいま見た気がしました(I felt like having caught

a glimpse of the deep darkness of human mind.)。」仏法では、人間は煩悩具足、つまり煩悩でできた者(凡夫)であると言われます。人の業の深さを思い知らされるばかりです。 

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